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環境ニュース[国内]

大京、一戸建て住宅ブランドにZEHを初導入、東京・江戸川で開発する分譲住宅で採用

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.10.14 【情報源】企業/2016.10.06 発表

 大京は、都市型の一戸建て住宅ブランド「アリオンテラス」シリーズの1区画に、年間の一次消費エネルギーがおおむねゼロになるネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)を初めて導入する。ZEHは、東京・江戸川で開発しているアリオンテラス第12弾の一戸建て分譲住宅「アリオンテラス瑞江」(全6戸)に採用した。12月中旬に販売を始める。

 政府が新築住宅でのZEHの標準化を推進し、環境問題への対応や災害対策でエネルギー自給自足への入居者の関心が高まっていることから、ZEHを展開する。アリオンテラス瑞江では、高効率の設備機器による省エネ、太陽光発電システムなどでの創エネ、HEMS(住宅エネルギー管理システム)での効率的な節電でエネルギー収支ゼロを目指す。

 高断熱材や断熱サッシなどで断熱性能を高め、節湯水栓、家庭用燃料電池「エネファーム」、LED(発光ダイオード)照明、高性能エアコンなどを装備してエネルギー消費を減らす。太陽光発電でエネルギーを創り出し、HEMSで制御して電力を「見える化」することで効率的に節電する。自然エネルギーを活用するパッシブデザインも採用する。

 パッシブデザインは太陽光や風を利用する仕組みで、大京は新築マンションの全物件に採り入れている。今回、一戸建てでも通風玄関ドアや風の通りがいい開口にした。アリオンテラス瑞江は都営新宿線の瑞江駅徒歩5分に立地し、12月の完成と2017年2月の入居を予定する。アリオンテラスは2011年開発の横浜市中区以来、首都圏で展開する。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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