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環境ニュース[国内]

ミサワホーム、新築住宅のZEH普及目標を定めた進行計画を策定、2020年度90%目指す

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.04.18 【情報源】企業/2016.04.14 発表

 ミサワホームは、2016年度から2020年度までの新築一戸建て住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)普及目標を定めた進行計画「ZEHロードマップ」を策定した。グループが新築する全ての注文住宅と建売住宅の棟数のうち、ZEHが占める割合を2016年度の20%から2020年度は90%にすることを目指す。ZEHに準じる「ニアリーZEH」も含む。

 これまでミサワホームは、2014年に閣議決定されたエネルギー基本計画での「2020年までに標準的な新築住宅でZEHの実現を目指す」に対し、創立50周年にあたる2017年度までに前倒しして達成する、とする目標を掲げていた。今回策定したZEHロードマップはそれをさらに進め、2016年度から2020年度までの年度別に普及目標を決めた。

 2016年度の20%に続き、2017年度は50%、2018年度は70%、2019年度は80%で、2020年度に90%にする。これに含むニアリーZEHは、外皮の高断熱化と高効率の省エネ設備を備え、再生可能エネルギーで年間の一次エネルギー消費量をゼロに近付けた住宅を指す。ミサワホームはさまざまなZEH普及策を検討し、目標達成に向けて取り組む。

 国は、2030年の温室効果ガス排出量を2013年比で26%削減する国際公約を掲げ、家庭部門で39.3%の削減を求めている。住宅メーカーや工務店を対象に、自社が受注した住宅のZEH割合を2020年度までに50%以上にする目標を立て、そのことを公開する事業者を「ZEHビルダー」に登録する制度を4月に始めた。ZEHビルダーの登録は、ZEH補助金の交付要件になっている。


提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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