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環境ニュース[国内]

ヤマト運輸、北海道発神奈川行き荷物のモーダルシフトで「優良事業者賞」を受賞

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.11.10 【情報源】企業/2016.11.04 発表

 ヤマト運輸は、日本物流団体連合会の「第14回モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度」の「モーダルシフト取り組み優良事業者賞(新規開拓部門)」を受賞した。ヤマトホールディングスのグループ企業で、物流サービスのヤマトロジスティクス(YLC)とともに、北海道発神奈川県行き荷物のモーダルシフト拡大が評価された。

 モーダルシフトは、トラックの幹線輸送を環境負荷が少ない鉄道や船舶に転換し、CO2排出量削減と物流の効率化を図ることを意味する。優良事業者公表・表彰制度は物流関連企業・団体を包括する組織の日本物流団体連合会が、モーダルシフトの促進を目的に行っている。新規開拓部門は新規案件を実施・継続している事業者が対象になる。

 ヤマトグループは、訪日外国人の増加で扱いが増えている北海道の有名菓子を、本州各地の空港免税店や催事場へ輸送する際のモーダルシフトで受賞した。札幌市から横浜市のYLCロジスティクスセンター(物流拠点)にトラックで輸送していたが、札幌市の同センターで量や届け日時などの出荷情報に応じ、事前に輸送を手配するようにした。

 これによって鉄道や船舶に輸送を切り替えられる枠組みを構築した。菓子メーカーから札幌市のYLCロジスティクスセンターに運ばれ、出荷情報によってトラックか鉄道、船舶で横浜のセンターに輸送し、全国の空港や催事場に運ぶ仕組みとなる。年間で約285tのCO2排出量を削減した。ヤマトグループは受賞を弾みにモーダルシフトを進める。【ヤマト運輸株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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