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環境ニュース[国内]

積水ハウス・ホンダなど、鳥取に水素エネルギー教育拠点を設置、太陽光発電を利用

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2017.01.31 【情報源】企業/2017.01.27 発表

 積水ハウスとホンダは、鳥取県、鳥取ガス(鳥取市)と共に鳥取市に水素エネルギーの教育拠点「鳥取すいそ学びうむ(とっとり水素学習館)」を設置した。完成セレモニーを1月27日に開いた。太陽光発電の電力を利用する水素ステーションとスマートハウス(環境配慮住宅)、燃料電池車(FCV)を一体整備した。日本初という。

 鳥取すいそ学びうむは、4者が2016年1月に結んだ鳥取県の「水素エネルギー実証(環境教育)拠点整備プロジェクト」を推進する協定に基づいて設けた。水素を製造・供給するホンダの設備「スマート水素ステーション(SHS)」を中国地方で初めて導入し、水素エネルギーによる省エネ・創エネを提案することでスマートハウスとFCVの普及を目指す。

 鳥取ガスグループの敷地内を整備した。設置した太陽電池パネルが発電する電力を使ってSHSで水素を製造し、FCVに供給する。併せて、敷地内の積水ハウス展示場の一部をスマートハウスにして、燃料電池やFCVから電力供給する。スマートハウスには「V2H(ビークル・ツー・ホーム)科学実験室」があり、災害時に必要となる、FCVなどからの外部給電が体験できる。

 水素社会について映像などで学べるパビリオンを設けたほか、屋外には自転車で製造した水素を活用してドローン(無人航空機)を飛ばす体験も可能にした。子供から大人まで学ぶとこができる体験型学習エリアを通して水素エネルギーへの理解促進を図る。鳥取すいそ学びうむは、SHSや水素学習などのテストの後、4月ごろのオープンを予定している。【積水ハウス株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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