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環境ニュース[国内]

JFEエンジ、北海道釧路市に計画される石炭・バイオマス混焼発電プラントを受注

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2017.02.10 【情報源】企業/2017.02.08 発表

 JFEエンジニアリングは、北海道釧路市に計画される石炭・バイオマス混焼発電プラントの設計・調達・建設(EPC)を受注した。石炭とバイオマスを混ぜた燃焼によってCO2排出量が低減できる。バイオマスを使用しながら、石炭だけを燃料にする専焼の微粉炭だきボイラー発電プラントと変わらない高効率の発電を実現する。

 JFEエンジが受注した石炭・バイオマス混焼発電プラントは、エネルギーインフラの投資ファンドを運営するIDIインフラストラクチャーズ(東京・南青山)の特定目的会社で、発電事業を手掛ける釧路火力発電所が設置する。11万2000kWの出力があり、2019年中の商業運転開始を予定している。石炭と木質バイオマスを燃料にする。

 JFEエンジは、業務提携しているフィンランドのエネルギー関連企業、バルメットの循環流動層(CFB)ボイラーを適用し、高水準の発電効率を可能にする。バイオマス発電プラントの大型化、高効率化、燃料多様化ニーズを受け、JFEエンジはバルメットのCFBボイラーを日本で独占供給する契約を2015年3月に同社と結んだ。

 CFBボイラーは、燃料と流動媒体を高速の燃焼空気で混合、流動化させて燃焼する仕組みで、石炭、バイオマス建設廃材、廃プラスチックなどさまざまな燃料が混焼できる。JFEエンジは今後も、バルメットのCFBボイラーの適用によって多様な燃料を活用するとともに高効率で発電できる設備を供給し、省資源・低炭素社会の実現につなげる。
【JFEエンジニアリング株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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