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環境ニュース[国内]

東京都千代田区、嬬恋村と森林整備協定 区内のCO2排出量を相殺

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.03.07 【情報源】地方自治体/2016.12.21 発表

 千代田区は、地球温暖化対策の一環として、姉妹提携を結んでいる群馬県嬬恋村と「森林整備の実施に関する協定」を締結した。嬬恋村の森林を継続的に整備することで増える二酸化炭素(CO2)吸収量を、区内で発生するCO2排出量と相殺する。
 同区の同様の協定は、2012年に締結した岐阜県高山市に続き2例目。嬬恋村との協定の期限である22年3月までに、高山市と合わせて約110ヘクタールの森林を継続的に整備する予定。
 嬬恋村の村有林にある「ちよだ・つま恋の森」で、毎年度約2ヘクタールのエリアを選定し、間伐や造林などの手入れを行う。また、住民相互の交流活動を活性化するため、それぞれの住民がミズナラなどの広葉樹の苗木などを植樹する体験を通じて環境学習ができる「植樹ツアー」を共催する。
 同区の石川雅己区長は「これまで嬬恋村と環境学習を通じて交流を深めてきたことが、今回の協定につながった」と話している。
 同区は地球温暖化対策条例(07年制定)で、20年に区内のCO2排出量を1990年比25%削減することを目標に掲げている。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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