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環境ニュース[国内]

トヨタ自動車、セブン‐イレブンと物流・店舗の省エネ・CO2削減の検討を開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.08.31 【情報源】企業/2017.08.09 発表

 トヨタ自動車は、セブン‐イレブン・ジャパンと共に物流と店舗での省エネ・CO2排出削減に向けた検討を始めた。両社で基本合意書を結んだ。トヨタが新たに開発する水素を活用した車両や発電機を物流や店舗で利用する。将来の低炭素・水素社会の実現につなげることを目的にする。

 物流・店舗それぞれの分野で省エネ・CO2排出削減のための具体的な検討テーマを決めた。物流では、店舗に商品を配送する冷蔵・冷凍トラックの動力と、冷蔵・冷凍のためのユニットの電源を燃料電池にした燃料電池トラックを導入する。これによって商品の輸送に伴うCO2排出量削減を目指す。

 店舗では、既に設置している太陽光発電システムと、燃料電池発電機、定置型蓄電池を組み合わせたエネルギー管理システムで、これまで以上の省エネ・CO2排出削減を図る。燃料電池発電機は、自動車用の燃料電池ユニットを生かして水素ステーション併設店舗でベース電源の利用を検討する。

 定置型蓄電池は、自動車用蓄電池を活用したシステムを店舗に取り入れる。省エネ・CO2排出削減に加え、災害時の非常用電源での利用も検討する。配送トラックにはセブン‐イレブンのロゴとともに「FUEL CELL TRUCK」「Fuel Cell System」と書いてアピールする。Fuel Cellは燃料電池を意味する。
 
【株式会社セブン‐イレブン・ジャパン/トヨタ自動車株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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