ドイツ　インドの気候変動対策に追加的に3500万ユーロを支援へ

　ドイツ連邦環境省のシュルツェ大臣は、ニューデリーにて開催された第3回ドイツ・インド環境フォーラムに出席し、インドで実施される持続可能な森林プロジェクトや送電網の拡張、再生可能エネルギーによる発電電力の蓄電などの気候保護プロジェクトに対し、追加的に3500万ユーロを支援することを公表した。さらに、両国政府は、海洋廃棄物の削減に取り組むことを確認した。今回のフォーラムでは、「クリーンエア、グリーンエコノミー」がモットーに掲げられ、大気汚染の改善や水・循環経済についても議論された。さらに、経済開発における気候保護戦略や持続可能戦略に関しても議論の対象となった。フォーラムは、両国政府の他に、ドイツ経済界によるアジア太平洋委員会、インド産業商業連盟の協力のもと開催された。【ドイツ連邦環境省】