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環境ニュース[海外]

EPA長官 エネルギー・スター・年間パートナー賞を34団体に授与

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2001.04.12 【情報源】アメリカ/2001.03.20 発表

 3月20日、IBM、ヒルトン・ホテル、シアーズ(訳注:シアーズ・ローバック、アメリカ最大規模の小売業者)など34の団体は、温室効果ガスの削減につながる、エネルギー効率化に率先して自主的に取り組んだとして、エネルギー・スター・年間パートナー賞(ENERGY STAR Partner of the Year awards)を受賞した。
 EPA長官は、「ブッシュ大統領のリーダーシップの下、我々は環境保護の新時代に突入している。この時代は、環境に関わる者すべてによるパートナーシップによって特徴づけられるだろう。エネルギー・スターは、これらのパートナーシップがいかに作用するかという良い例である。今回の受賞者は、他のアメリカ経済界の模範となっている」と評した。
 エネルギー・スターは、1992年にEPAによって創設された。これは、最もエネルギー効率のよい製品、住宅、建物にラベルを授与することによって、消費者と企業に対して、省エネと汚染防止の決法を提示するもの。エネルギー・スターは、現在、コンピューター、自動皿洗い機、冷蔵庫、エアコン等、34カテゴリーの製品にラベルを授与している。
 これまで、購入されたエネルギー・スター製品は6億、アップグレードされた建物は数千にのぼり、省エネ効果は2000年で40億ドル(4400億円)以上に及ぶ。エネルギー・スター・ラベル製品を使うと、平均的な世帯は、年間400ドル(4,400円)以上の光熱費を節約することができる。
 今回の受賞は第9回目だが、EPAとエネルギー省がスポンサーとなっている。受賞は、消費者教育、建物・産業分野の省エネ、省エネ製品など6つのカテゴリーに分類され、今回、新たに技術革新に関する新しい賞が創設された。
 詳細は、http://www.energystar.govを参照。【EPA】

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