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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、花粉媒介生物を含めた27の絶滅危惧種を農薬から守るための措置案を提示

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2023.07.11 【情報源】アメリカ/2023.06.22 発表

アメリカ環境保護庁EPA)は、2023年6月19〜25日の全国花粉媒介生物週間に際し、花粉媒介生物を含む、農薬の影響を最も受けやすい27の絶滅危惧種を農薬から守るためのミティゲーションを提示した。
EPAは2022年、絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律(ESA)で指定されている種のうち、農薬に特に弱いと判断した絶滅危惧種を保護するためのミティゲーションを特定して実施方法を探る試験プロジェクトを発表していた。
今回、このプロジェクトの一環として、これら27種の生息域やその周辺で農薬の使用を制限する内容のミティゲーションを提示した文書の草案を公表し、意見公募を行っている。
草案には、ミティゲーションの実施計画や、将来的に試験プロジェクトの対象を他の絶滅危惧種にも広げる計画案も盛りこまれている。
また、EPAは、試験プロジェクトの対象種に関する説明や生息域の地図が表示される公開中のオンラインツールを更新し、27種全てについて草案で提示したミティゲーションを含む情報を掲載するとしている。
【アメリカ環境保護庁

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