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環境ニュース[海外]

世界気象機関、2022年にアジアで気候変動の影響が拡大と報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2023.08.16 【情報源】国際機関/2023.07.27 発表

世界気象機関(WMO)は、報告書「アジアの気候の状況2022」を発表した。2022年のアジアの平均気温は、史上2位又は3位の高温で、1991〜2020年平均(平年値)を0.72℃、WMOの気候変動基準値(1961〜1990年平均)を1.68 ℃上回った。アジアの温暖化の速さは世界平均を上回る。1991〜2022年には1961〜1990年の2倍の速さで温暖化が進行した。
2022年の発生災害81件のうち、83%は水害と暴風雨災害が占める。3週間で雨期(6〜9月)の平年雨量の60%が降ったパキスタンでは大水害が発生し、人口の14%(3,300万人)が被災した。9月に日本に上陸した台風ナンマドルは、死者5人、20億ドルの被害をもたらした。また、アジアの広い地域を干ばつが襲い、中国の被害は76億ドルに上った。
乾燥地域の砂塵嵐も問題化している。高山地帯では、異常高温と乾燥により氷河の融解が加速した。海洋の温暖化も進み、アラビア海北西部、フィリピン海、日本東方の海洋の海面水温はこの10年に0.5℃以上上昇した。世界平均の3倍である。
世界気象機関

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