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環境ニュース[国内]

(仮称)あつみ第二風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2024.02.13 【情報源】環境省/2024.02.09 発表

環境省は「(仮称)あつみ第二風力発電事業環境影響評価準備書」(中部電力株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
この事業は、愛知県田原市小中山町において、最大で出力21,000kW(単機出力4,200kW×5基)の風力発電所を設置するもの。

環境大臣意見では、
(1)稼働後のバードストライクの有無に係る事後調査を適切に実施するとともに、重要な鳥類や渡り鳥に対する重大な影響が認められた場合は、専門家等からの助言を踏まえて、鳥類からの視認性を高める措置、稼働調整等の追加的な環境保全措置を講ずること
(2)対象事業実施区域及びその周辺には、環境省レッドリスト2020に基づき絶滅危惧TA類に選定されているハギクソウ等が生育し、植生自然度の高いチガヤ−ハマゴウ群集等の植生が分布していること等から、工事用道路に関する工事計画の見直しを行い、工事工程毎の改変面積を最小限に抑えること等により、自然度の高い植生及び生態系への影響を回避又は極力低減すること
(3)本事業は三河湾国定公園の第2種特別地域に指定されている砂浜風力発電設備5基を設置する計画となっていることから、当該国定公園の管理者、地域住民等の意見を踏まえた上で、本事業の実施による当該国定公園海岸景観等への影響を極力低減するよう引き続き検討し、当該国定公園景観保全に十全を期すること
等を求めている。

【環境省】

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