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環境ニュース[国内]

中環審の二輪車排ガス規制答申案への意見募集開始 二輪車規制も世界で最も厳しいレベルに

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.04.22 【情報源】環境省/2003.04.22 発表

 中央環境審議会大気環境部会は、二輪自動車と原動機付自転車を対象にした「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について(第六次答申)」案をまとめ、この案について平成15年5月21日まで意見募集を行うことにした。意見は郵送、FAX、電子メールで受付ける。
 答申案は自動車全体の中で二輪車の炭化水素排出寄与率が約20%と高いことを踏まえ、特に炭化水素(HC)の低減に重点を置いて二輪車の排ガス規制強化を行い、窒素酸化物(NOx)・一酸化炭素(CO)についてはHCを最大限低減した上で達成できるレベルに設定すると結論。
 具体的には平成18年から19年にかけ、HCについては現行規制に比べ75%〜85%低減、NOxについては50%低減、COについては85%低減することを求めている。これらの規制値は世界で最も厳しいレベルだ。
 なおHCの排出低減は、大気中の二酸化窒素(NO2)、浮遊粒子状物質(SPM)、光化学オキシダントの濃度低減、有害大気汚染物質の排出低減に効果がある。一方、二輪車からはほとんどPM(粒子状物質)が排出されないことから、PMは従来から排ガス規制の対象とされていない。【環境省】

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