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環境ニュース[国内]

CDM・JIプロジェクトでの設備導入補助案件を募集開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.11.04 【情報源】環境省/2003.11.04 発表

 環境省はクリーン開発メカニズム(CDM)と共同実施(JI)関連設備の整備事業を15年度から新たに開始することを決め、平成15年11月4日から12月12日まで、この事業の補助対象となることを希望する案件を募集することにした。
 CDMとJIは、京都議定書に盛り込まれた市場原理を活用した措置「京都メカニズム」の中の制度で、CDMは先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。また、JIは先進国同士が共同で温暖化対策事業を行い、その事業によって削減された排出削減分を事業の投資国と実施国とで分け合うことができる制度となっている。
 環境省ではこのCDMやJIとして効果の高いプロジェクト案件を発掘するために、CDMやJIの実現可能性調査を1999年度から実施しているが、2002年度まで選定した各案件はさまざまな問題があり、事業化まで至ることが困難な状況だった。
 今回の事業はこういった状況を受け、機器導入費用の不足が解決すれば、CDM・JIプロジェクトとして実現できる案件について設備費の一部を補助しようとするもの。
 これまでの実現可能性調査の対象であるかどうかには関わりなく、CDM・JIプロジェクトとして実現性が高いプロジェクトであれば応募が可能だ。【環境省】

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