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環境ニュース[国内]

水産庁、東京湾再生に向けた意識啓発事業を開始へ

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2004.01.23 【情報源】水産庁/2004.01.22 発表

 水産庁は、平成17年に神奈川県横浜市みなとみらい21を主会場に開催される「第25回全国豊かな海づくり大会」への支援事業を開始すると16年1月22日に発表した。
 この大会は、”海の再生と魚の食文化の創造”を基本理念としたもので、水産庁の支援事業は大会にあわせ、東京湾の漁業と環境の歴史や、水質・底質の改善など今後必要な取り組みについて、湾沿岸の住民に意識啓発を行っていくもの。
 東京湾は、高度成長期に首都圏の人口増加や臨海部の埋立て開発の影響を受け、水質汚染や富栄養化が進行し漁業が衰退したほか、自然の海岸が失われ、遊漁や潮干狩りなど人々のレクリエーションの場としての機能も減少した。
 近年は水質改善による一部の魚種の漁獲量増加や、人工海浜整備による海辺のレクリエーション復活などの現象がみられるようになってきているものの、いまだに発生する赤潮青潮対策や海底の泥に蓄積されたダイオキシンが生物に与える影響など、海の再生に向けての課題も多く残されている。【水産庁】

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