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環境ニュース[国内]

食品安全リスクコミュニケーションの課題分析報告書案への意見募集開始

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2004.05.19 【情報源】内閣府/2004.05.14 発表

 内閣府食品安全委員会は同委員会リスクコミュニケーション専門調査会がまとめた報告書案「食の安全に関するリスクコミュニケーションの現状と課題(案)」について平成16年6月10日まで意見募集を行うことにした。
 平成15年7月にスタートした新たな食品安全行政の枠組みでは、情報公開とリスクコミュニケーションの実施が施策の柱となっているが、日本では食の安全に関するリスクコミュニケーションの歴史はまだ浅い。
 今回の報告書案は「リスクコミュニケーション」という言葉を「リスク(危険性)に関する科学的対処を広報し、多様な関係者と協力・意見交換すること」と定義し、国内・海外の食のリスクコミュニケーション事例、他分野のリスクコミュニケーション事例を収集・検討した上で、日本で食に関するリスクコミュニケーションを進めていく上で取組んでいくべき課題を整理。
また、国が実施する食の安全に関するリスクコミュニケーションの取組みとして、(1)リスクコミュニケーションを支援する専門家の養成や訓練、(2)消費者など関係者の質問に答える窓口の設置、(3)行政各部門の連携、(4)問題の指摘や対策立案への関係者の参加、(5)情報・意見交換の強化、メディアとの協力促進、(6)食品のリスクに関する基礎的な問題を関係者が議論する場の設定−−が必要だと提言している。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【内閣府 食品安全委員会】

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