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環境ニュース[海外]

UNEP ミレニアム生態系アセスメントをスタート

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2001.06.14 【情報源】国連/2001.06.05 発表

 世界環境デー(6月5日)記念の一環として、UNEPは、世界の野生生物生息地及び生態系の状況を評価する「ミレニアム生態系アセスメント(Millennium Ecosystem Assessment:MA)」を発表した。この研究は、科学者、専門家、各国政府、環境団体が参加し、4年をかけて行われる。
 また、同研究は、人間が地球に与える影響の度合いのみならず、地球の生態系が壊されることなく存在し、回復する方法・手順を示すこととしている。同研究には、NASAからの衛星画像も提供される。
 UNEPのDan Claasen氏は、同研究の最初の作業は、生態系の健全性を評価する共通の方法を見いだすことだという。また、最も困難が予想されるのは、珊瑚礁、マングローブ沼、大陸棚等のアクセスが困難な海岸及び深海の調査であろうとコメントしている。
 なお、この研究は、2000年に発表され、世界資源研究所(World Resources Institute:WRI)が2000年に、UNEP、国連開発計画(UNDP)及び世界銀行と協力して行ったPAGE(Pilot Analysis of Global Ecosystems:世界エコシステム航空分析)をもとに進められる。
 ミレニアム生態系アセスメント事業のお披露目は、まず6月4日イタリアのトリノで、続いて6月5日ニューヨークで行われる。その後、6月6日に東京で、そして同月下旬に北京で行われる予定である。

詳細情報は、Adlai Amor氏 (World Resources Institute Media Director) Tel: (202) 729-7736 まで。
または、Robert Bisset氏(UNEP Information Officer in Torino for WED) 携帯電話: 336 2272 5842 まで。
【UNEP】

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