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環境ニュース[国内]

北太平洋海洋科学機関第13回年次会議がホノルルで開催

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.11.01 【情報源】水産庁/2004.10.29 発表

 2004年10月18日から23日にかけて、北太平洋海洋科学機関(PICES)第13回年次会議の総務会(本会議)が開催され、並行して10月14日から24日まで、同会議の分科会が米・ハワイ州ホノルルで開催された。
 総務会ではPICESが今後、気候変動問題、人間活動が沿岸域生態系・海洋生物資源に及ぼす影響、加盟各国に共通する沿岸域の環境・水産問題にも焦点を当てて活動していくことが合意された。
 また、このうち気候変動問題については、2003年に米国から助言を要請されたことへの回答として、(1)1980年代末の気候変動は特に北米沿岸で顕著であり、同海域に生息する海洋生物資源にも影響を与えた、(2)今後の気候変動を早期に捉えるためには継続的なモニタリングが重要、(3)気候変動に対応して海洋生物資源加入量が変動している事実を踏まえ、長期的な視点に立った資源管理が必要−−とする報告書がまとめられた。
 なおこのほかには、総務会議の副議長に和田時夫・水産庁増殖推進部参事官が選出され、2005年の年次会合はロシアのウラジオストック市で、2006年の年次会合は日本で開催されることが決まった。【水産庁】

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