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環境ニュース[国内]

06年の日露合同油防除総合訓練実施に向けWG設置 日露油防除専門家会合

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2005.01.28 【情報源】海上保安庁/2005.01.26 発表

 2005年1月26日に札幌市の北海道庁別館国際会議場で、日本の海上保安庁とロシア連邦海洋汚染・海難救助調整庁の油防除専門家による意見・情報交換を目的とした会合が開催された。
 (1)日露両国の油汚防除・海洋環境保護体制、(2)油汚染事故対応に関する日露両国間の協力、(3)事故発生時の円滑な協力促進のための油防除総合訓練の実施−−などを議題とし、ロシア側から海洋汚染・海難救助調整庁長官のカーレフ氏ら4名、日本側から海上保安庁参事官の五十嵐一美氏ら7名が参加。
 会合の成果については終了後の共同記者発表で、(一)両国の油汚染事故発生時に対応する関係当局、緊急時計画、対応部隊、資機材の配備状況の再確認、(二)日露合同油防除総合訓練の06年中の実施とワーキンググループの設置、(三)日本海、オホーツク海、日露両国沿岸に隣接する太平洋水域で油汚染事故が発生した場合の日露関係当局による既存の枠組みを活用した迅速・適切な対応、(四)北西太平洋行動計画(NOWPAP)の活動の発展、(五)油汚染の準備・対応のための日露関係当局による協力体制確立のための検討継続と、次回日露油防除専門家会合の開催−−などの内容が公表された。【海上保安庁】

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