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環境ニュース[国内]

3資源回復計画案を了承 日本海・九州西広域漁業調整委員会

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.03.17 【情報源】水産庁/2005.03.17 発表

 平成17年3月15・16日に都内で、日本海・九州西広域漁業調整委員会と同委員会の日本海北、日本海西、九州西の各部会が開催され、「日本海沖合ベニズワイガニ資源回復計画」案、「南西諸島海域マチ類資源回復計画」案、「九州・山口北西海域トラフグ資源回復計画」案の3計画案が了承された。
 このうち「日本海沖合ベニズワイガニ資源回復計画」案は鳥取県境港や兵庫県香住港を主な陸揚港とする大臣許可船が30日間の追加休漁を行うことを内容とするもの。
 一方「南西諸島海域マチ類資源回復計画」案は南西諸島海域の底魚一本釣り漁業者が保護区の設定を行い、アオダイ、ハマダイ、ヒメダイ、オオヒメ−−のマチ類4種の資源回復を図ること、「九州・山口北西海域トラフグ資源回復計画」案は九州・山口北西海域で操業するとらふぐはえなわ漁業者が休漁期間の設定、小型魚の再放流を行うことを内容とし、うち「九州・山口北西海域トラフグ資源回復計画」案については、これに対応する、とらふぐはえ縄漁業に対する広域漁業調整委員会指示も決定された。
 このほかには、「スケトウダラ日本海北部系群」、「マダラ陸奥湾産卵群」、「マアジ対馬暖流系群」、「有明海、不知火海のガザミ」について資源回復計画作成を着手することも了承された
 「資源回復計画」は悪化傾向にある日本周辺水域の水産資源の積極的な回復を図るための資源管理の取組みの一環として策定されているもの。【水産庁】

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