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環境ニュース[国内]

圧縮水素スタンド技術基準新設についての関連省令・告示改正案への意見募集結果公表

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2005.03.29 【情報源】原子力安全・保安院/2005.03.28 発表

 原子力安全・保安院は平成17年3月28日、圧縮水素スタンドの技術基準・検査方法新設に関係する省令・告示改正案についての意見募集結果を公表した。
 圧縮水素スタンドは燃料電池自動車などに水素を補給するための設備。
 今回の改正案は圧縮水素スタンドに関する規定整備の観点から、高圧ガス保安法上の見直しを行ったもの。
 一般高圧ガス保安規則の中に40メガパスカル以下の圧縮水素スタンドの技術基準を新設。このスタンドからの保安距離を6メートルに設定し、スタンドに関する保安統括者選任規定を加えたほか、あわせてコンビナート等保安規則などの関連規定も整備した。
 この案について6通の意見が寄せられ、これらを種類別にわけると21件に分類できた。
 意見にはたとえば、「安全性確保を前提とした上でだが、保安距離をさらに短縮することや、さらなる緩和措置を継続審議してほしい」などの内容があり、この意見に対しては「保安距離の短縮が安全性を証明するデータとともに提案された場合には、データの評価や基準見直しを検討する」との考えが示されている。【原子力安全・保安院】

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