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環境ニュース[国内]

圧縮水素を燃料とする燃料電池自動車の安全・環境基準が施行

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2005.04.04 【情報源】国土交通省/2005.03.31 発表

 国土交通省は平成17年3月31日、圧縮水素ガスを燃料とする燃料電池自動車の水素ガス漏れ防止要件についての安全・環境基準を整備するため、道路運送車両の保安基準など関係法令を改正・公布し、即日施行した。
 この基準の内容は(1)水素ガスを漏らさない、漏れても滞留させない、漏れたら検知し遮断する、(2)水素を含むガスを安全に排出する、(3)衝突時もガソリン車との同等の安全性を確保する−−の3点を性能目標とし、この目標を満たすために、(一)配管やその接続部の気密性能、(二)ガス容器、配管の取付位置・取付方法、(三)水素ガス漏れ検知器の取付位置・性能、(四)燃料電池スタック(水素と酸素を反応させて電気を発生させる装置)からの不要な水素ガスの排出時の水素濃度上限値、(五)衝突時の水素ガス漏れ抑制技術−−などの技術的要件を規定したもの。
 燃料電池自動車の安全・環境基準が整備されるのは世界でも初めてで、国土交通省ではこの基準が今後検討開始が予定されている世界統一基準(GTR)として採用されるよう働きかけていく方針。【国土交通省】

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