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環境ニュース[海外]

生物多様性条約事務局、生物多様性保全への能力強化のため中国で地域ワークショップを開催

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2011.05.23 【情報源】その他/2011.05.09 発表

 2011年5月9日から16日まで、アジア21カ国の政府担当者を集め、地域ワークショップが開催される。ワークショップは、持続可能な未来の構築へ向けた2011−2020生物多様性戦略計画(愛知ターゲット)の実現に向けて、各国が生物多様性国家戦略を策定・実施できるようにすることをねらいとしており、さまざまな分野の関係者が参画しつつ、生物多様性を国の発展の主要課題として位置づけていくための能力強化を行う。各国政府に、愛知ターゲットの達成を目指す政策のあり方についての助言も行う。また、農業や鉱業などの経済部門に、生物多様性生態系サービスの経済価値を示すことによって、生物多様性保全の重要性を理解させ、これを主流に組込ませるための研修も行うことになっている。
 多くの国が生物多様性国家戦略及び行動計画(NBSAPs)を策定しているものの、そのほとんどは、生物多様性に関し新たに起きている課題、あるいは生物多様性の管理や社会の関与拡大のための最新の手段を反映したものではない。これまでも、NBSAPsの策定・実施・再検討・更新・通達に関する各国の能力強化のためのワークショップが各地で開催されてきたが、2012年、第11回生物多様性条約締約国会議で報告するNBSAPs改定に向け、今後さらに多くのワークショップが開催される予定である。【生物多様性条約事務局(CBD)】

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