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環境ニュース[国内]

伊藤忠商事、インドネシアのガスインフラ資産保有操業会社に出資、33%を取得

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.03.27 【情報源】企業/2015.03.23 発表

 伊藤忠商事は、インドネシアのガスインフラ資産保有操業会社に出資する。同国で天然ガス販売・輸送サービスを手掛けるラジャと、同社の99.98%子会社、TIPの株式の33%を1250万ドル(約15億円)で取得することで合意した。TIPは、天然ガス陸上パイプライン・コンプレッサー(圧縮機)の建設・保有・操業サービスを展開している。
 TIPは、インドネシアのジャワ島西部やスマトラ島南部に保有する陸上ガスパイプラインやコンプレッサーなどのガスインフラを活用し、ガスを安定輸送するサービスを実施している。対象は発電所や工業団地などにガスを供給するガス販売会社で、現在、東ジャワでガスパイプラインを敷設・建設中で、事業範囲を順調に広げている。
 TIPは今後も、インドネシアでガスインフラ案件の開発を積極的に進める方針を掲げていて、伊藤忠は長期的に安定した収益が期待できる、と判断した。親会社のラジャは、同国のガスインフラ市場で国営企業系を除く民間最大手のシェアを持ち、伊藤忠はラジャと共同で案件の開発を推進し、エネルギーインフラ分野の事業拡大を目指す。
 インドネシアでは、堅調な経済成長と人口増加に伴って天然ガス需要が増加している。その一方、必要なインフラが不足しているため、同国政府は約1万1000?の総延長がある現在のガスパイプライン網の増設を予定している。新規に約4万5000kmのガスパイプラインを開発・敷設して追加する計画だ。【伊藤忠商事(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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