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環境ニュース[国内]

三菱化学、共同開発した調光・調色の有機EL照明が名古屋の高層複合ビルに採用

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.11.27 【情報源】企業/2015.11.24 発表

 三菱化学がパイオニアと共同開発した調光・調色タイプの有機EL(エレクトロルミネッセンス)照明モジュールが、中部地域最大級の高層複合ビル「JPタワー名古屋」(名古屋市中村区)に採用された。同ビルは名古屋駅前に11月11日に完成した。共用フロアのパウダールーム(女性用化粧室)で、ミラー照明に使われた。
 三菱化学とパイオニアが折半出資する、有機EL照明パネル・モジュール販売のMCパイオニアOLEDライティング(MPOL)を通じて導入した。MPOLの有機EL照明は自然光に近い光を再現して色が自然に見え、さまざまな色の光ができる独自の調光・調色機能を持つ。これが評価された。パウダールームはテナントオフィス向けの共用フロアにあり、女性がメーク用途でも利用する。
 JPタワー名古屋のパウダールーム照明には、2つの機能「メークモード」と「カラーライトセラピーモード」がある。メークモードは入室をセンサーで感知すると、ピンクのウエルカムカラーが点灯した後、午前8時〜午後5時は太陽光に近い自然光、午後5時以降は飲食店などの照明に近い光に自動的に切り替わり、光に合ったメークができる。
 カラーライトセラピーモードは、メークをしない時に気分に合わせてピンク、ブルー、レッドから照明色が選択できる。共用フロアのパウダールームは14cm角の有機EL照明モジュール20枚を使用している。JPタワー名古屋は地上40階、地下3階建てでオフィス、商業施設、郵便局などが入り、12月に入居が始まる。共用フロアは13階にある。【三菱化学(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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