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環境ニュース[国内]

FDA・EPA 魚介類に含まれる水銀の摂取に関する勧告を公表

【発表日】 2004.03.19 【情報源】 【健康・化学物質 有害物質/PRTR

 アメリカの食品医薬品局(FDA)とEPAは3月19日、魚介類に含まれるメチル水銀に関する消費者向けの勧告を共同で公表した。これは、妊娠中、授乳中及び妊娠予定のある女性、並びに小児による、高濃度の水銀への暴露を抑制することを目指している。今回の勧告は、食品医薬品局とEPAが2001年に公表した勧告に代わるもの。FDA及びEPAは、魚介類を摂取することは、健康的でバランスのとれた食生活の一部となるというメリットを強調しながらも、慎重を期すために、女性は摂取する魚介類の種類や量を調整したいと思うかもしれないとしている。今回発表された、以下の3つの勧告に従うことにより、妊娠中、授乳中及び妊娠予定のある女性は、魚を摂取するメリットを享受しながら、有害な水銀への曝露を減らすことができる。
(1)サメ、メカジキ、サワラ、アマダイは、高レベルの水銀が含まれているので摂取しない。
(2)水銀のレベルが低い魚介類については、様々な種類のものを、1週間に12オンス(約340g)まで摂取できる。このような魚介類として一般に摂取されているものには、エビ、ライトツナ缶、サケ、ギンダラ、オオカミウオがある。ビンナガマグロ(ホワイトツナ)には缶詰のライトツナよりも多くの水銀が含まれているため、1週間に6オンス(約170g)までなら摂取できる。
(3)地域の湖、河川および沿岸域で取られた魚類の安全性について、地域で出されている勧告を確認する。何の勧告もない場合には、1週間の摂取量を6オンス(170g)までとし、同じ週に他の魚類を摂取しないようにする。
 小児に魚介類を与える際にも、この勧告に従うが、より少量を与えるものとする。
 今回の勧告の公表の一環として、FDAとEPAは、包括的な普及・教育キャンペーンを立ち上げることを予定している。【EPA】

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