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環境ニュース[海外]

国連環境計画、再エネのコスト低下はコロナ危機からの経済回復における気候対策推進の好機と報告

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2020.06.30 【情報源】国連/2020.06.10 発表

 国連環境計画UNEP)等は、再生可能エネルギー(再エネ)に対する世界的な投資動向についての報告書を公表し、再エネのコストが一層低下していることで、コロナ危機からの経済回復策として再エネを推進する好機が生まれている、との見方を示した。これによると、2030年までに世界中で新設が計画されている再エネの発電容量ではパリ協定の目標達成には遠く及ばないが、再エネのコストはかつてない水準に低下しており、今後の投資により発電容量は大幅に増加すると見込まれる。実際、2019年の再エネ(大規模水力を除く)の新規発電容量は前年より12%高い過去最高の184GWを記録した。再エネ発電はこの10年間、化石燃料発電のシェアを削るかたちで成長を続け、2019年は、世界の新規発電容量に占める再エネ比率が約78%に達するなど、再エネの記録的な成長を示すデータが複数ある。再エネ投資を加速すれば生態系の健全化につながり、気候変動や世界的疫病への対策にもなるという。【国連環境計画

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