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環境ニュース[国内]

グレンイーグルズサミット成果文書中の国交省関連項目を公表

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2005.07.12 【情報源】国土交通省/2005.07.11 発表

 国土交通省は2005年7月11日、同月6日から8日(現地時間)まで、英国北部スコットランドのグレンイーグルズで開催されていた主要8か国(G8)サミットの成果のうち、国土交通省の所管業務に関わる内容をまとめ、公表した。
 グレンイーグルズサミットは7日午前(現地時間)にロンドンで同時多発テロが発生。議長であるブレア首相が一時ロンドンへ戻るなどの異常事態となったが、会議に参加した各国首脳らは「テロに立ち向かい、これを打ち負かすことを決意する」とした共同声明を発表し、会議は予定通り続行された。
 この事態を受け、会議の主要議題としては当初から予定されていたアフリカ支援と気候変動問題のほか、テロ対策が浮上。G8や他の参加国の首脳により「ロンドンに対するテロ攻撃に関する声明」が発出された。
 会議全体の成果としては、議長総括および議題に対応した12の政治文書が発出されたが、国土交通省関連では(1)アフリカ支援、(2)気候変動問題、(3)テロ対策、(4)インド洋災害対応について7月8日に文書が取りまとめられた。
 これらの文書のうち、国土交通省に関係する項目としては、アフリカ支援に関する文書でアフリカの水資源管理の改善に関する取組み、気候変動問題に関する文書「気候変動、クリーン・エネルギー及び持続可能な開発に関するグレンイーグルズ行動計画」の中には、低公害車の普及・開発、航空に起因する排出ガス抑制、建築物のエネルギー効率向上などが記載された。
 またテロ対策に関する文書には、鉄道や地下鉄の安全確保優良事例促進のための共同の取組み、航空保安・港湾保安の国際基準改善、インド洋災害への対応文書「インド洋災害へのG8の対応及び災害リスク削減に係る将来の行動」には、世界的な早期警戒システムの構築への協力が盛り込まれた。【国土交通省】

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