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環境ニュース[国内]

燃料電池自動車の世界統一基準作成に向け、WP29内に作業部会設置 第1回専門家会議を日本で開催へ

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2005.10.13 【情報源】国土交通省/2005.10.13 発表

 燃料電池自動車について、国連の世界的技術規則協定(98年協定)に基づく世界統一基準を作成するために、国連欧州経済委員会・自動車基準調和世界フォーラム(注1 WP29)の中に燃料電池自動車に関する作業部会が設置されることになり、その第1回専門家会議が2005年10月19日から21日にかけ、日本(東京・つくば)で開催されることになった。
 会議には、欧米をはじめとした6か国の政府関係者・専門家約15名が参加する見込み。
 日本政府はこの会議で、世界に先駆けて制定した燃料電池自動車の安全・環境基準について説明を行うとともに、最終日の21日には燃料電池自動車の安全に関する研究を行っている、つくば市の財団法人日本自動車研究所の視察を行うとしている。
 水素を燃料とする燃料電池自動車窒素酸化物二酸化炭素などの排出ガスが全く排出されないクリーンな次世代低公害車として期待されており、日本政府も03年から「燃料電池自動車実用化促進プロジェクト」を推進し、燃料電池自動車の安全性・環境性能基準の策定に取り組んできていた。

(注1)自動車の安全、環境に係る国際調和基準の制定・改正作業を行うとともに、相互承認協定(58年協定)や世界的技術規則協定(98年協定)の管理・運営を行っている。【国土交通省】

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