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環境ニュース[国内]

庄内川、沙流川、紀の川、常願寺川、吉野川各水系の河川整備基本方針が策定

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2005.11.18 【情報源】国土交通省/2005.11.17 発表

 社会資本整備審議会に対し国土交通大臣が意見を求めていた、庄内川(岐阜、愛知)、沙流川(北海道)、紀の川(奈良、和歌山)、常願寺川(富山県)、吉野川(四国4県)各水系の河川整備基本方針が、同審議会・河川整備基本方針検討小委員会での審議を経て、平成17年11月18日付けで策定され、同日の官報で公表された。
 河川整備基本方針は、各水系の河川管理の総合的・長期的な方針を定めるもので、河川環境の整備・保全・維持管理に対する考え方が明らかにするとともに、洪水被害の軽減などについても記載を行っている。
 今回策定される5水系の河川整備基本方針には、庄内川水系のラムサール条約登録湿地である河口干潟の保全、虎渓山などの山間渓谷美に富んだ渓谷環境の維持、住民と連携した水質改善、沙流川水系のサクラマスなどの魚類生息環境保全、下流部におけるシシャモ産卵床保全、日高地方の景観と調和した水辺景観の維持形成、紀の川水系のシオマネキなどが生息する汽水域干潟保全、船岡山をはじめ歴史・文化との関わりが深い河川景観の保全、常願寺川水系の氾濫を繰り返す暴れ川であった常願寺川との闘いの歴史遺産でもある各種治水施設と調和のとれた河川景観の保全、自然とのふれあいの場や歴史・文化学習の場としての川自体の活用、水力発電に伴う減水区間の緩和と河川環境保全、吉野川水系の鳥類の重要な中継地となっている河口干潟やシオマネキなどが生息するヨシ原の保全、下水道事業者・住民との連携による良好な水質維持−などが環境保全に関わる項目として盛り込まれた。【国土交通省】

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