一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

実験動物の飼養・保管新基準への意見募集を開始

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2005.12.26 【情報源】環境省/2005.12.26 発表

 中央環境審議会動物愛護部会で、従来の「実験動物の飼養及び保管等に関する基準」を改定し、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」とする素案がまとめられたことを受け、環境省は平成18年1月4日から2月3日まで、この素案について意見募集を実施することにした。
 「実験動物の飼養及び保管等に関する基準」は昭和55年に制定された基準で、制定後に実験動物の福祉に関する理念が国内外で普及・定着したことや、17年6月に公布された改正動物愛護管理法の中に、動物実験に関する3R(苦痛軽減、使用数削減、代替法活用)の原則が明確化されたことを受けて、基準の改定が進められていたもの。
 新基準は、(1)従来基準の項目立てを整理したほか、(2)「実験動物の福祉」に関する基本的な考え方の充実、(3)基準の遵守指導を行う委員会の設置など実験施設内での基準周知体制の整備、(4)動物の記録管理適正化や人と動物の共通感染症に関する知識修得など新たな配慮事項の追加、(5)飼養・保管方法や施設の構造に関する配慮事項の充実−−などが盛り込まれている。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。
 宛先は環境省自然環境局総務課動物愛護管理室(住所:〒100−8975東京都千代田区霞ヶ関1−2−2、FAX番号:03−3508−9278、電子メールアドレス:shizen-some@env.go.jp)。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク