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環境ニュース[国内]

第9回日・EU環境高級事務レベル会合の結果概要をホームページで公表

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2006.04.26 【情報源】外務省/2006.04.10 発表

 2006年4月10日、東京・霞ヶ関の外務省内で開催された「第9回日・EU(欧州連合)環境高級事務レベル会合」の結果概要が4月25日に外務省ホームページに掲載された。
 「日・EU(欧州連合)環境高級事務レベル会合」は、1992年から99年までに計8回開催されたが、その後双方の日程調整の都合などにより、しばらく開催されていなかったため、05年5月の「第14回日・EU定期首脳協議」の共同声明で、次回「日・EU定期首脳協議」までに「第9回日・EU環境高級事務レベル会合」を開催することが盛り込まれていた。
 7年ぶりに再開された今回の会合では、西村六善・地球環境問題担当大使とピーター・カール・欧州委員会環境総局長が共同議長を務め、気候変動持続可能な開発廃棄物政策など、幅広い課題について、日・EUそれぞれの取組み、環境協力の進展が話し合われた。
 気候変動問題では、京都議定書以降の将来の対策の枠組みについて意見交換が行われ、日・EU双方が今後とも、この分野での協力関係を深めていくことで認識が一致した。
 また持続可能な消費と生産については、特に違法伐採を含めた森林保全、小泉首相が提唱した3R(廃棄物の発生抑制、再使用再生利用)の取組みについて意見交換が行われ、化学品政策については、EUの新化学物質規制(REACH規則案)に対する日本側の関心が表明された。
 なお、06年4月24日に出された「第15回日・EU定期首脳協議」の共同声明にも、引き続き「日・EU環境高級事務レベル会合」を今後定期開催していくことが、次回首脳会議までの優先事項として言及されている。【外務省】
 

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