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環境ニュース[国内]

汚水処理施設連携整備事業 13年度認定の5市町の状況を公表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2006.08.22 【情報源】環境省/2006.08.22 発表

 農林水産省、国土交通省、環境省の3省は、汚水処理施設連携整備事業の実施状況を平成18年8月22日に公表した。
 この事業は、公共用水域における水質保全効果の促進が見込まれる市町村を認定し、市町村が作成する連携整備事業計画に基づき、下水道、農業集落排水施設、浄化槽などの汚水処理施設整備を5年間にわたり重点的に実施する制度。
 それぞれの汚水処理施設の特色を生かし連携することにより、効果的・効率的な汚水処理施設の整備を目指している。
 9年度の事業開始以来17年度までに50市町村が認定されているが、今回公表されたのは、このうち13年度に認定され17年度に事業を完了した5市町と15年度に認定され、17年度に連携事業の中間年度を迎えた4市町のデータ。事業認定時点の汚水処理施設整備率と17年度末の汚水処理施設整備率、汚水処理施設からの放流水質などを取りまとめた。
 なお17年度に事業を完了した5市町(茨城県小川町(現・小美玉市)、静岡県御殿場市、愛知県渥美町(現・田原市)、愛知県一宮町(現・豊川市)、沖縄県 南風原町)のとりまとめ結果では、5市町を平均した汚水処理人口普及率(注1)は51.4%で、事業実施前より19.3%上昇。同じ時期の全国の汚水処理人口普及率の上昇率9.5%を上回った。
 また中間年度を迎えた4市町(山形県酒田市、愛知県新城市、兵庫県西淡町(現:南あわじ市)、香川県飯山町(現:丸亀市))についても、平均汚水処理人口普及率が事業実施前より13.1%上昇しており、同じ時期の全国汚水処理人口普及率の上昇率5.1%を上回っていた。

(注1)汚水処理施設を利用している人口の割合。【農林水産省、国土交通省、環境省】

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