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環境ニュース[国内]

「統合国際深海掘削計画」成果報告会が開催へ

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.10.26 【情報源】文部科学省/2006.10.25 発表

 日米が主導する国際研究協力プロジェクト「統合国際深海掘削計画(IODP)」の成果報告会が2006年10月28日10時から16時30分まで、東京・新橋の 海洋研究開発機構東京事務所で開催されることになった。
 IODPは、海洋科学掘削船を使って深海底を掘削することにより、地球環境変動や地震発生メカニズムの解明、地殻内生命の探求をめざしている国際研究協力プロジェクト。03年10月に日米により発足して以来、欧州17か国で構成される欧州海洋研究掘削コンソーシアム、中国、韓国が参加し、日本が提供する地球深部探査船「ちきゅう」、米国が提供する科学掘削船、欧州が提供する特定任務掘削船などがプロジェクトに利用されている。
 今回の成果報告会は、04年11月から05年4月にかけ、米国の科学掘削船を利用し、北大西洋で実施された3回の掘削航海の成果を報告することが目的。
 プログラムとしては、「掘削航海304、305報告:海洋コアコンプレックス:Atlantis Massifの形成条件と海洋地殻の変成過程」、「掘削航海306報告:北太平洋気候変動:氷床海洋と大気の相互作用2」、地球深部探査船「ちきゅう」下北沖試験航海速報、IODPワークショップ報告−−などが予定されている。
 成果報告会に関する問い合わせ先は、第2回IODP成果報告会世話人の石橋純一郎・九州大学理学研究院助教授(電子メールアドレス:ishii@geo.kyushu-u.ac.jp)、または北里洋・海洋研究開発機構地球内部変動研究センター地球古環境変動研究プログラムディレクター(電子メールアドレス:kitazatoh@jamstec.go.jp)。【文部科学省】

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