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環境ニュース[国内]

114、115件めの京都メカニズム案件承認 CDM2件

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.02.05 【情報源】経済産業省/2007.02.05 発表

 経済産業省に申請されていたクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクト2件が、平成19年2月1日に「京都メカニズム推進・活用会議」に承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなった。
 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。
 今回承認されたのは、(株)農業技術マーケティングが申請した(1)タイ国スラタニ県でのパーム椰子房有効利用バイオマス発電事業プロジェクト(年平均CO2排出削減量:CO2換算で22.8トン)、スチールプランテック(株)が申請した(2)インド・ブシャン鉄鋼(株)での廃熱回収発電の電力網への接続プロジェクト(同:55.7万トン)。
 日本としては114、115件めの正式な京都メカニズム承認案件にあたり、経済産業省がプロジェクトの支援を行うことになる。
 なお、これら2件はプロジェクト実施国でも審査が行われている。【経済産業省】

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