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環境ニュース[国内]

環境省の18年度グリーン購入実績 ほぼ基準適合品100%調達

ごみ・リサイクル グリーン購入】 【掲載日】2007.06.29 【情報源】環境省/2007.06.29 発表

 環境省は平成19年6月29日、グリーン購入法に基づく18年度の同省環境物品調達実績を公表した。
 環境省の18年度調達方針では、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」で重点的に調達を推進すべきとされている品目「特定調達品目」17分野214品目について、同方針の「判断の基準」を満足する物品をできる限り調達するとともに、これ以外の物品についても、できるだけ環境に配慮した製品を調達するとした目標を設定していた。
 公表実績によると、18年度は、ETC対応車載器1品目を除くほとんどの「特定調達品目」で、目標どおり、基準適合品の100%(注1)調達を実現。
 このうち、18年2月の「判断の基準」改正で、原料となる木材の合法性・持続可能性に関する証明の必要性が「基準」に追記された紙・木質製品では、古紙を100%原料としていたり、間伐材・端材を使用した製品の調達が主であったため、実際に森林の合法性・持続可能性の証明がされた調達はなかったが、役務の提供である印刷の調達案件493件中1件について、森林の合法性・持続可能性の証明を確認できる調達があった。
 これらの結果を踏まえて、環境省は18年度調達実績について「ほぼ調達方針に定めた目標を達成することができた」と自己評価。「19年度以降の調達でも、判断基準より高い水準を満足する物品調達に努めていく」とした。【環境省】

(注1)省エネルギー診断、太陽光発電システムなど、年度当初の予定より調達数が多かった一部品目などで、100%以上のグリーン調達を達成したとされたものがある。

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