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環境ニュース[国内]

247件めまでの京都メカニズム案件承認 CDM6件

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.11.05 【情報源】経済産業省/2007.11.05 発表

 経済産業省に申請されていたクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクト6件が、、平成19年10月24日までに「京都メカニズム推進・活用会議」に承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなった。
 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。
 今回承認されたのは、三菱UFJ証券(株)が申請した(1)カンボジアカンダル州キエン・スヴェイ区でのメタン回収及び発電事業プロジェクト(年平均CO2排出削減量:CO2換算で0.7万トン)、(2)マケドニア共和国での水力発電所6ヶ所の改修プロジェクト(同:20万トン)、(3)インドネシアジャワ島ベカシ市でのエネルギー効率向上プロジェクト(同:3.5万トン)、三井物産(株)が申請した(4)中国甘粛省甘南チベット族自治区舟曲県での2万8,000キロワットの水力発電所建設プロジェクト(同:12万トン)、(5)中国湖南省冷水江市での3万6,000キロワットの水力発電所建設プロジェクト(同:12.6万トン)、豊田通商(株)が申請した(6)中国寧夏回族自治区石嘴山市恵農区でのメタン発電プロジェクト(同:17万トン)−−の6件のプロジェクト。
 今回の承認分までで、日本の正式な京都メカニズム承認案件数は247件、全承認プロジェクトの年平均CO2排出削減量の合計はCO2換算で10,080.8万トンとなった。【経済産業省】

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