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環境ニュース[国内]

資源エネルギー庁 07年度の最終エネルギー消費量の速報値を公表

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2008.11.13 【情報源】資源エネルギー庁/2008.11.12 発表

 源エネルギー庁は2008年11月12日、07年度のエネルギー需給実績の速報値を公表した。
 07年度の最終エネルギー(注1)消費量は、15,857ペタジュール(注2)で、06年度に比べ0.7%の減少、京都議定書基準年である90年度と比べ14.2%の増加となった。
 産業部門の消費量は、06年度に比べ0.9%増加(90年度比では3.4%増)した。
 これに対し、民生部門と運輸部門の消費量は、06年度に比べそれぞれ、2.2%と1.9%減少したが、90年度と比べると民生部門は34.6%増、運輸部門は14.2%増で、産業部門同様、増加していることには変わりがなかった。
 一方、一次エネルギー(注3)供給量は、22,964ペタジュールで、06年度比1.1%増(90年度比16.8%増)。
 エネルギー源別に見ると、新潟県中越地震により長期停止が余儀なくされた原子力が06年度比12.9%減、石炭、石油はそれずれ同4.4%、同1.6%の増加となった。
 また、二酸化炭素窒素酸化物の排出が少ない天然ガスが同8.5%増、再生可能・未活用エネルギーが同2.8%増となったが、水力は同15.3%の減少となっていた。

(注1)最終消費者に利用されるエネルギー。
(注2)エネルギーの単位で10の15乗ジュールのこと。定数の0.0258258を掛け合わせると、原油換算量(単位:100万キロリットル)が算出できる。
(注3)石油、石炭、天然ガス、原子力、水力、地熱など、電力や都市ガスなど使いやすい形に燃料転換を行う前のエネルギー。【資源エネルギー庁】

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