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環境ニュース[国内]

フランス 白熱球の販売自粛がスタート

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2009.07.13 【情報源】/2009.07.01 発表

 フランスで、6月30日から、エネルギー効率の悪い白熱電球の販売を減らす取り組みがスタートした。
 エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省は、大型販売店やホームセンター関係者との間で、省エネ電球の普及と白熱電球の販売削減を目指す協定書に調印している。
 白熱球の削減スケジュールは以下のとおり。
●2009年6月30日〜 100W以上の白熱球を削減
●2009年12月31日〜 75W以上の白熱球を削減
●2010年6月30日〜  60W以上の白熱球を削減
●2011年8月31日〜  40W以上の白熱球を削減
●2012年12月31日〜 25W以上の白熱球を削減
 大型販売店では、併せて、省エネ電球の販売の促進を図り、2010年末に、省エネラベルで最高ランクの「A」または「B」の電球が市場の35%を占めるようになることを目指す。また、小型蛍光灯の質の向上を図るとともに、使用済み製品の回収とリサイクルを促進。省エネ電球の購入とリサイクルを促進するため、消費者向けの普及啓発や情報提供も改善する としている。
 白熱球を省エネ電球に交換すれば、フランス全体で8テラワット時(パリ市民の年間電力消費量の2倍に相当)の節約となる。また、省エネ電球は、寿命が長いので、トータルで見れば数十ユーロの得になる。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】

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