平成22年度「環境研究・技術開発推進費」「地球環境研究総合推進費」研究課題の公募を開始

【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2009.10.05 【情報源】環境省／2009.10.05 発表

　環境省は、平成22年度の「環境研究・技術開発推進費［注1］」及び「地球環境研究総合推進費［注2］」の新規課題を公募すると発表した。期間は、10月5日から11月10日まで。
　両資金は、競争的研究資金として運用されており、産学官を問わず応募のあった研究課題に対して学識経験者による審査を行い、平成21年度から着手する研究課題を選定するとしている。
　平成21年度の実績としては、環境研究・技術開発推進費に26件の新規課題（約4.2億円）が採択され、進行中の研究も含め全体で58課題（約11.4億円）の研究が実施中。地球環境研究総合推進費では、31件の新規課題（約16億円）が採択され、進行中の研究も含め全体で79課題（約38億円）の研究が実施中。
　環境研究・技術開発推進費と地球環境研究総合推進費は、平成22年度に統合し、新制度（環境研究総合推進費）に移行する予定だが、平成22年度新規課題の公募については、これまでどおり別々に実施される。
　公募の詳細については、プレスリリースを参照のこと。

［注1］「環境研究・技術開発推進費」
　対象分野は、[1]大気・都市環境、[2]水・土壌環境、[3]自然環境（地域の生態系保全）、[4]リスク管理（化学物質などによる環境リスク）、[5]健康リスク評価。

［注2］「地球環境研究総合推進費」
　対象分野は、[1]全球システム変動（オゾン層、地球温暖化など）、[2]越境汚染（大気・陸域・海域・国際河川）、[3]広域的な生態系保全・再生、[4]持続可能な社会・政策研究。

【環境省】