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環境ニュース[国内]

副生ガスを燃料とした「君津共同発電所増設計画」の環境アセス準備書に対し、環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2009.10.06 【情報源】環境省/2009.10.05 発表

 環境省は、君津共同火力株式会社が計画している君津共同発電所6号機増設計画に関する環境影響評価準備書に対する環境大臣意見をまとめ、平成21年10月5日付けで経済産業大臣に提出した。
 この計画は、君津共同火力の発電所において、発電設備の増設を行うものであり、新日鉄君津製鐵所の高炉改修に伴い増加する副生ガスを発電用燃料として受け入れ、君津製鐵所及び東京電力へ発電電力を供給するもの。増加する副生ガスをエネルギー利用することで温室効果ガスの排出を抑制するものであり、発電設備は最も発電効率の高いコンバインドサイクル方式の設備とするが、発電所全体としては、年間の二酸化炭素排出量が増加する。
 今回の環境大臣意見では、(1)発電所における最大限の取り組みに加えて、この発電所の二酸化炭素排出を負担する新日鉄及び東京電力に対策の実施を求め、発電所の二酸化炭素排出による影響をできる限り軽減すること。(2)大気汚染物質排出量の少ない発電設備を優先稼働するなど、適切な大気汚染対策を講ずること。−−を求めている。
 なお、事業者である君津共同火力株式会社に対しては、経済産業大臣から環境大臣意見も踏まえた勧告がなされる予定。【環境省】

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