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環境ニュース[国内]

資源エネルギー庁 08年度の最終エネルギー消費量の速報値を公表

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2009.10.30 【情報源】資源エネルギー庁/2009.10.30 発表

 資源エネルギー庁は2009年10月30日、08年度のエネルギー需給実績の速報値を公表した。
 08年度の最終エネルギー(注1)消費量は、14,710ペタジュール(注2)で、07年度に比べ6.8%の減少、京都議定書基準年である90年度と比べ5.9%の増加となった。
 産業部門の消費量は、景気悪化によって07年度に比べ11.0%減少(90年度比では10.1%減)した。
 これに対し、民生部門と運輸部門の消費量は、06年度に比べそれぞれ、2.8%と4.0%減少したが、90年度と比べると民生部門は34.4%増、運輸部門は8.2%増で、産業部門同様、増加していることには変わりがなかった。
 一方、一次エネルギー(注3)供給量は、21,552ペタジュールで、07年度比5.5%減(90年度比9.6%増)。
 エネルギー源別に見ると、原子力が07年度比3.0%減、石炭、石油はそれずれ同1.9%、同3.8%の減少となった。
 また、二酸化炭素窒素酸化物の排出が少ない天然ガスが同0.3%減、再生可能・未活用エネルギーが同0.8%減となったが、水力は同2.2%の増加となっていた。

(注1)最終消費者に利用されるエネルギー。
(注2)エネルギーの単位で10の15乗ジュールのこと。定数の0.0258258を掛け合わせると、原油換算量(単位:100万キロリットル)が算出できる。
(注3)石油、石炭、天然ガス、原子力、水力、地熱など、電力や都市ガスなど使いやすい形に燃料転換を行う前のエネルギー。【資源エネルギー庁】

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