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環境ニュース[国内]

COP15 CO2を排出しない気候特急で参加

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.12.11 【情報源】/2009.12.06 発表

 第15回気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)に参加する400名以上が、12月5日、CO2を排出しない列車に乗り込み、デンマーク・コペンハーゲンに向かった。
 この企画「気候特急旅行」は、国際鉄道連盟(UIC)と環境NGOのWWF、ブリティッシュ・カウンシル(英国文化振興会)、国連環境計画(UNEP)が企画・実施したもので、京都議定書に続く枠組みを生み出す政策決定者を支援するとともに、運輸部門の排出削減の取り組みの必要性を伝えることを目的としている。
 参加者には、ブリティッシュ・カウンシルが招待した「ヤング気候変動チャンピオン」の5大陸からの優勝者達も含まれている。また、気候変動専門家チームは3週間前に京都議定書発祥の地である京都を出発し、シベリア鉄道を通り、ドイツのケルン、ハンブルグを経由して、コペンハーゲンに到着する。
 列車の中では運輸部門が地球温暖化に及ぼす影響に関するハイレベル会議や、持続可能な移動に関するワークショップや円卓会議なども開催される。
 この鉄道では電力に再生可能エネルギーが利用されている。もし、航空機で同じルートをたどると、CO2排出量は1人あたり115キログラムになるという。【UNEP】

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