一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

EU、欧州内の有機廃棄物の有効利用戦略をまとめた文書を公表

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2010.06.01 【情報源】EU/2010.05.18 発表

 欧州委員会は、欧州内の有機廃棄物の有効利用戦略をまとめた文書を公表した。EU内における剪定廃棄物や食品廃棄物からなる有機廃棄物は、年間約8800万トンに及ぶ。これらを、 再生可能エネルギー源やリサイクル素材として利用することにより、環境に大きな効果を与えるとしている。
 欧州委員会は、有機廃棄物管理の改善を通じ、エコロジーと経済の両方に利点がもたらされることを分析している。特に、有機廃棄物の削減とコンポスト及びバイオガスの生産を目的にした生物的処理に期待できるとしている。有機廃棄物による環境への最大の影響はメタンガスの発生であるが、生物的処理を最大限に実施することにより、2020年には、CO2換算で約1000万トンを削減できるとしている。また、有機廃棄物からバイオガスを生産し、交通部門に利用することにより、EUの2020年までの交通部門における再生可能エネルギー利用目標の3分の1を達成できるという。嫌気性発酵による高品質のコンポストと発酵残余物は、非再生可能な無機質肥料を部分的に代替し、土壌の品質の維持につながることから、資源効率を改善するとしている。また、既存の政策を完全に実行し、有機廃棄物管理を改善することにより、環境への効果とともに、15億ユーロから70億ユーロの経済的利点がもたらされるとしている。【欧州委員会環境総局】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク