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環境ニュース[国内]

ホンダ、熊本県と低炭素型の次世代パーソナルモビリティーを実証

エコビジネス】 【掲載日】2010.08.09 【情報源】企業/2010.08.06 発表

 ホンダは、熊本県と次世代パーソナルモビリティーを実証実験する。電気自動車(EV)、電動バイク、太陽光発電によるエネルギー供給設備などを使い、低炭素型社会の実現や県民の生活の質向上に向けて実際の都市の交通環境で実証する。実験は2010年内に同県内で始める。ホンダと同県は、実証実験に関して包括協定を結んだ。

 実証実験では、ホンダが今後投入を予定しているEVやプラグインハイブリッド車(PHV)の実験車両をはじめ、12月に発売するビジネス利用向けの電動バイク「EV-neo」、既に販売している電動カート「モンパルML200」など、電動化技術を活用した次世代型車両を使用。都市交通での効果的な運用を検証する。

 加えて、次世代型車両充電のための太陽光発電など再生可能エネルギーの活用、普及促進や、同県民の生活の質向上につながる将来のパーソナルモビリティーのあり方を検討する。高齢化社会に対応し、県内の公共施設でモンパルML200を活用したシェアリングも実験し、新しい活用方法の効果も調べる。

 同県にはEV-neo、モンパルML200を生産するホンダ熊本製作所や、100%子会社で薄膜太陽電池開発・生産のホンダソルテック本社などがあり、ホンダと同県の関係が深いことから協定を結び、実証実験を始めることにした。同県の蒲島郁夫知事は「CO2削減やソーラー発電普及、高齢者が主役の地域づくりに弾みがつく」と期待を寄せている。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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