一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

2010年度第二期北西太平洋鯨類捕獲調査の釧路沖での沿岸域調査が終了

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2010.10.08 【情報源】水産庁/2010.10.08 発表

 水産庁は、2010年度の第二期北西太平洋鯨類捕獲調査(JARPNU)の釧路沖での沿岸域調査が2010年10月6日に終了したと発表。
 北西太平洋鯨類捕獲調査は、国際捕鯨委員会(IWC)を設置した国際捕鯨取締条約第8条に基づき実施している調査で、1994年から99年まで実施したミンククジラの系統群調査を主目的とした第一期調査が終了し、00年からは鯨と漁業の競合関係の解明を目的とした第二期調査が行われている。
 釧路沖での鯨類捕獲調査は、北海道釧路港を中心とした半径50マイルの海域が調査対象。
 今回の調査では126群127頭のミンククジラを発見し、うち60頭(雄41頭、雌19頭)を捕獲した。
 捕獲したミンククジラの胃内容物は、スケトウダラを補食していた個体が最も多く(36個体、全体の60.0%)、ついで、カタクチイワシ(21個体、35%)の順に多かった。【水産庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク