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環境ニュース[国内]

大阪府 EVタクシー50台が運行開始 公道に専用乗り場を設置

大気環境 交通問題】 【掲載日】2011.03.08 【情報源】地方自治体/2011.02.02 発表

 大阪府は2月15日から、電気自動車(EV)タクシーの運行を開始した。公道に専用の乗り場を設置してEVタクシーを運営するのは全国でも初めて。一部の車両については3月9日まで無料で試乗できる。
 EV向けリチウムイオン電池の生産量で関西のシェアが世界で3割を占めることに注目した橋本徹知事が、産業振興と低炭素社会の実現のため2009年から推進している「府EVタクシー普及啓発事業」の一環。兼松やJTB西日本、パソナなど6社で作る「EVOT共同企業体」が運営し、大阪市や周辺7市の32のタクシー事業者が計50台を運行する。
 EVタクシーには日産のEV「リーフ」を使用。1回の充電で160km程度走行できるとされるが、府新エネルギー産業課では「エアコンの利用状況や乗員数、道路の混雑事情などでエネルギー源の電気が切れる(電欠)状況になっては困るので、100km台前半」と控えめに想定。充電には専用の設備が必要だが、現在、府内には30分で80%まで充電できる急速充電器が17カ所に設置されており、今年度中に20数カ所まで増える予定だ。 商工労働部新エネルギー産業課 TEL:06-6944-6117 【大阪府】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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