風力発電施設に係る環境影響評価の基本的考え方に関する検討会報告書（案）まとまる　意見募集開始

【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2011.05.17 【情報源】環境省／2011.05.16 発表

　環境省は、平成23年5月12日にまとめられた、風力発電施設に係る環境影響評価の基本的考え方に関する検討会報告書（案）について6月10日まで意見の募集を行うと発表。
　この報告案は、平成22年2月22日に中央環境審議会から答申のあった「今後の環境影響評価の在り方について」において「風力発電施設の設置を法の対象事業として追加することを検討すべき」との指摘を受けて環境省が設置した「風力発電施設に係る環境影響評価の基本的考え方に関する検討会」の検討結果を取りまとめたもの。
　環境省では、風力発電がクリーン・エネルギーとして脚光を浴び、ここ十数年で全世界的に急激に導入が進められた結果、騒音・動植物・景観等様々な面での環境影響を及ぼしうることが明らかとなり、住民や地方公共団体との対立にまで発展するケースもあるなど、一部地域ではイメージの低下が見られたが、適切な環境影響評価が確保されることによって、こうした悪いイメージが払拭され、クリーン・エネルギーとしての正当な地位の回復を期待している。
　意見の提出方法等詳細に関しては、プレスリリースを参照のこと。【環境省】