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環境ニュース[国内]

カルタヘナ議定書第2回国別報告書案へ 意見募集を開始

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2011.08.02 【情報源】環境省/2011.08.02 発表

 環境省は2011年8月2日、生物多様性条約カルタヘナ議定書の国別報告書原案を公表し、この案について9月1日まで意見募集を行うことにした。
 カルタヘナ議定書は、遺伝子組換え生物の貿易による生物多様性保全への悪影響を防止するため、組換え生物の取扱いについての国際的な枠組みを規定した議定書。03年月に発効し、日本は同年11月に批准している。
 今回の原案は、2010年10月に開催されたカルタヘナ議定書第5回締約国会議において、第2回国別報告書の様式が採択され、第6回締約国会議の12ヶ月前までに各締約国は国別報告書を提出することが決議されたこと踏まえて、関係省庁の協力にもとづき作成したもの。
 条約事務局からの質問項目は、[1]一般規定、[2]医薬品、[3]通過及び拡散防止措置の下での利用、[4]事前の情報に基づく合意(AIA)及び改変された生物(LMOs)の環境への意図的な導入、[5]食料若しくは飼料として直接使用し又は加工することを目的とする改変された生物(LMOs−FFP)のための手続、[6]決定の再検討、[7]簡易な手続、[8]二国間の、地域的な及び多国間の協定及び取り決め、[9]危険性の評価、[10]危険の管理、[11]意図的ではない国境を越える移動及び緊急措置、[12]取扱い、輸送、包装及び表示、[13]国内の権限のある当局及び中央連絡先、[14]情報の共有及びバイオセーフティに関する情報交換センター(BCH)、[15]秘密の情報、[16]能力の開発、[17]公衆の啓発及び参加、[18]非締約国、[19]不法な国境を越える移動、[20]社会経済上の配慮、[21]責任及び救済、[22]監視及び報告−−など。
 意見の提出方法等詳細に関しては、プレスリリースを参照のこと。【環境省】

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