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環境ニュース[国内]

国際再生可能エネルギー機関と世界気象機関、再生可能エネルギーの可能性評価のため覚書に署名

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2011.12.20 【情報源】/2011.12.06 発表

 2011年12月5日、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)と世界気象機関(WMO)は、再生可能エネルギーの可能性評価に関わる活動を共同で実施するための覚書に署名した。IRENAが国連機関と覚書を交わすのは初めてである。これによりWMOの科学的な知見とネットワーク、技術力とプログラムが、再生可能エネルギー分野におけるIRENAの知識や動員力とリンクすることになる。アミンIRENA事務局長は、「エネルギー安全保障と気候変動という2つの課題に対応するには、分野横断的な協力が必要である。気象学は再生可能エネルギーの可能性の正確なマッピングに不可欠だ」と述べた。IRENAは、今後WMOの国際ネットワーク情報を利用し、再生可能エネルギーの可能性の情報を入手できない国についてその評価を行う。またジャローWMO事務局長は、「気候や環境問題の分野で、国際協力を推進する国連専門機関として認識されているWMOが、IRENAとの協力を強化することは双方にとって重要である」と語った。この覚書の下で、IRENAとWMOは情報交換や科学的・技術的な問題などについて協議を行い、気候サービスのための世界的枠組みを実施するために、それぞれの能力や活動を発展させることになる。【世界気象機関(WMO)】

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